ケリー・マクゴニガル「自分を変えるためにやるべき3つのこと」

john-araujo-1829693_960_720

年末になると今年を振り返り、次の一年の目標を立てる人も多いと思います。僕も「今年は何ができたかな」と振り返ろうと思います(予定)。

そこで今回は、スタンフォード大学の心理学者でありベストセラー著者でもあるケリー・マクゴニガルさんの特別講義「自分を変えるためにやるべき3つのこと」(「日経ビジネスアソシエ 2016年12月号」に掲載されている内容を参照)を参考にしていきましょう。

 

ケリー・マクゴニガルさん

ケリー・マクゴニガル(1977年生まれ)さんはスタンフォード大学の心理学者です。

日本ではこれまでに以下の著作があります。

  1. スタンフォードの自分を変える教室
  2. スタンフォードのストレスを力に変える教科書
  3. スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール

また、2013年のTED(世界的講演会を行うカナダの非営利団体”TED”によるカンファレンス)では、「ストレスと友達になる方法」の講演をしています。

 

「自分は絶対に変われる」信念が人を変える

よく言われることですが、「変わるかな」「変えられるかな」ではなく、「自分は絶対に変わる」と信じることが大切だとあります。もちろん、信じれば良いのではなく、相応の行動が必要です。ここで必ず自分が変わる「3つ」のことがあげられています。

  1. 「自分は変われる」と信じる
  2. 他者の力を借りる
  3. ”正しく”振り返って目標を設定する

 

1. 自分は変われる」と信じる

ケリー・マクゴニガルさんは、自分の得意不得意の分野を思い込まないことが大切であると述べています。

「今の自分はできないけれど、この状態がずっと続くわけではない。将来はできるようになりたいし、それは実際に叶えられる」という思考(=成長型マインドセット)に切り替えましょう。

たとえば僕自身は(この記事を読んだからではないのですが)、小学生の頃から「絵」に苦手意識を持っていましたし、現在も「超」がいくつもつくほど下手です。しかし、ふと思い立ったことをきっかけにやってみようかなと思っています。

 

2. 他者の力を借りる

意外とむずかしいのが、この「他者の力を借りる」ことではないでしょうか。事実僕自身も得意ではありません(汗)

人(=助けを求められた相手)は、人(=助けを求めたあなた)を助けることで、たくさんの幸福や意義、やりがいを感じます。「自分は強く、他人に貢献する良い人物だ」と感じたりもする。大抵の場合、相手にとって「助けを求められるのは、重荷ではないこと」も知っておいてください。

「問題が起きたら1人で解決しようとしない」これは心がけたいところです。

 

3. ”正しく”振り返って目標を設定する

最後に「正しく振り返ること」が大切だとあります。ここで「正しく」というのは、人は振り返るときにネガティブになりがちだからです。そのため、「4つの質問」をすることで、自分の行動を分析することが必要になります。

  1. 褒めるべきことは何か?
  2. どんなことに驚いたか?
  3. 1年を象徴する感情・体験は何だったか?
  4. 「羨ましい」と思った人は誰か?

そして、「4つの質問」で出てきた答えから教訓を導き、来年(2017年)の12月31日の気持ちを想像します。

「想像」は、「自分が欲する未来」を生み出す力を持っています。年内に、”来年末の振り返り”を行うことを、私は「将来の”記憶”(future memory)」を生み出す作業と考えています。はっきりとした内容であるほど、パワフルなやる気が引き起こされることが研究で証明されています。

ここには詳しく書きませんが(振り返りはみんな恥ずかしいものです/笑)、僕も考えてみました。そして「将来の記憶」を想像してみました。果たして来年はどうなっているのでしょうか。