「本を読む時間がない」という人は、それだけで損をしていると思う

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Photo by ThomasLife

本を読む時間がない」は本を読まない人から度々聞く理由のひとつです。

本を読む人を目の前にこの理由をいうと、さも本を読んでいる人はヒマ人である錯覚さえしてしまいますが、かの有名なビル・ゲイツさん(マイクロソフト社)しかり、ウォーレン・バフェットさん(アメリカの著名投資家)しかり、賢人に共通しているのは「本を読むこと」だったりします。

もちろん「本を読むこと」がすべてではありませんが、もし現状に満足いっていないのなら、現状を変えるひとつの方法として「本を読むこと」を取り入れるのも悪くない、というのが僕の考えです。

と偉そうなことを書いてしまいました。かくいう僕は本は読んでいる方だと思います。単純に面白いと思って読むこともありますし、専門書を読んで知らないことを学ぶこともあります。

今回は、小さなブログを運営しているひとりとして、本を読む時間の作り方について書いてみます。

 

「現在は読んでいない」人が圧倒的に多い

本を読むことを他人に強制したりしたことは一度もありません。しかし、ひょんなことから本の話題になることは、大人なら誰でも一度はあると思います。

僕も他人と「本の話」になるとこのような理由を聞くことがあります。

  • 昔はよく読んでいた
  • 時間がない

このふたつに共通することは「現在は読んでいない」ことです。

そもそも僕が現在の話をしているのに「昔は〜」と言われると、それだけで人を疑ってしまいそうになりますが(確信しますが)、それくらい本当は読みたいけれど、世間体を考えると「できない理由を作っておきたい」というのが、正直なところなのでしょう。

 

1日5分の読書を続ければ、1ヶ月に100分読める

たまに聞くのが、どのくらい時間がないのかということです(あくまで「たまに」です)。「(自分は)時間がない」というのを聞くと、相対的に僕は時間がある(ヒマである)のだと再認識させられます。

たしかに僕はヒマかもしれません。

ただ、僕は本を読む時間は意識的に作っています。

本を読む時間がないという人は、1日の中のスケジュールを見直してみるのもおすすめです。たとえば、1日たった5分でも本を読み続ければ1週間で35分、土日読まなくても25分の読書時間を作ることができます。1ヶ月で100分(1時間40分)の本を読む時間を作り出せます。

これでも「本を読む時間」はないのでしょうか。

反対にいうと、1日に5分もヒマがない人ってどういう生活をしているのだろうと思います。そして、会社などに伺って仕事をしている人を見る限り、「本を読む時間がない」人ほど、スマホやSNSに忙しかったりするようです。

 

「移動時間」は読書に適している

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Photo by Sandor Weisz

僕は誰かに本を読んでもらいたいとか、学ぶことが大切だと言っているわけではありません。そんなに「時間ありませんか?」と思っているだけです。と書くと煽り系のブログ記事のようになってしまいますが、そういうつもりはなく、「数字は嘘をつかない」というのが近くなります。

僕は本を読む場所が、自宅、移動時間、事務所の大きく3つがあります。そしてそれぞれの場所で異なる本を読むようにしています。さらに自宅でも部屋とトイレで読むものは異なりますし、移動時間も行きと帰りの電車で読むものが異なります。いわゆる併読をしています。

ここで自宅では時間がない、会社では読めないという方も多いと思います。僕は仕事時間の一部を読書にあてているので読めますが、会社員の方だと就業時間内に本を読むのは難しいはずです。

そこで、もっとも本を読みやすい環境が「移動時間」です。

電車などの移動時間で本を読むと、あっという間に読み進めることができます。この時間をスマホゲームやSNSに費やすのは本当にもったいないことです(ゲームが悪いという意味ではありません)。

サイバーエージェントの藤田晋さんもこのように述べています。

私は本を読むことを強くお勧めします。特に仕事に対して意識の高いアソシエ読者なら、積極的にビジネス書を読むべきです。移動中は手元にあるものでしか時間をつぶせないので、あれやこれやと目移りすることがありません。誘惑が少ない分、腰を据えて物事に取り組めます。普段より集中できるわけです。

『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』

参考:藤田晋『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』地に足の着いたビジネス指南書

満員電車で身動きがとれない方は、Audibleのようなオーディオブックを利用するのもおすすめです。僕は移動時間のうち、徒歩の時間はオーディオブックを活用しています(満員電車には乗らないようにしています)。

 

どの本を読めばよいのか分からない…

普段から本を読まない人は、いざ本を読もうと思ったときに「どの本を読めばよいか分からない」ことも少なくありません。その結果、昔の小説(『こゝろ』や『人間失格』など)に手を出して、読みにくさから「やっぱり読書はつまらない」と思ってしまう人もいるでしょう。

前述のように、ビジネスマンならとりあえずビジネス書を読んでみるのもおすすめです。「そんなもの読んだってなんの意味もない」と斜に構えたい人は、別の本を読んでみるのもよいと思います。

僕自身は、年齢を重ねるにつれて、徐々に小説から遠ざかってしまいました(これって王道コースなんですよね/汗)。現在は経済やコンピュータ関連の専門書などを中心に、経営者などの本を読むこともあります。もちろんビジネス書と呼ばれるものに手を出すこともあります。できるだけ食わず嫌いをしないことを心がけています。

 

ベストセラーはやっぱり読みやすい

今まで本をほとんど読んでこなかった、今何が読まれているのか分からない方は、ベストセラーから手をつけるのもおすすめです。ベストセラーは多くの人に支持されている(少なくとも買おうと思った)本なので、多くの人が理解しやくなっています。

「けっ、ベストセラーなんか」と思う方もいるかもしれませんが、流行りモノを押さえた上で自分が好きなものを追いかけるというのも悪くありません。もちろんベストセラーなぞに手を出さなくても自分で本を探せるのなら、それがいちばんです。

 

本は血となり肉となる

本で得た知識は、長い期間を経て、自分の血となり肉となります。ただし、これはあくまでも読んだ本の知識です。どんなに旅行の本を読んだところでも、自分の足で外に出なければ一歩も前に進むことはできません。どんなに起業の本を読んでも行動に移さなければ意味がありません。

あとは自分がどう行動をするかが大切です。何も知識がない(本を読んでいない)という段階を超えて、得た知識を使って経験を積んでいく。本はこれらの過程に役立つものだと思うのでした。