僕がWebの仕事をしているときに「SEO対策」について思うこと

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僕はランサーズやクラウドワークスといったクラウドシーシングサービスを中心に、個人・法人でWeb関連の仕事を請けることがあります。

クラウドソーシングについても是非があるでしょうが、それについては別の記事で意見を書いてみました。

関連:「クラウドソーシングで稼ぐ」ことは可能です

さて、Web関連の仕事のなかで「SEO対策」という業務があります。

そして、このSEO対策について思うことがあるのでした。

 

「SEO対策」とは

この記事は「SEO対策の方法」について述べるものではありません。

しかし、「SEO対策」という言葉の意味が分からないまま進めることは難しいと思うので、おさらいの意味も込めて書いてみます。

SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略で、日本語だと「検索エンジン最適化」などと言われることがあります。この「検索エンジンを最適化する」とは、たとえば何かのキーワードを検索したときに、自分のサイトが上位に表示されるように「サイトを最適化」することをいいます。

サイト運営者にとっては、検索結果の上位に表示されれば、必然的にページを見てくれる人が増えるため、結果、収益が上がるということにつながります。

そのため、Web業界界隈ではこの「SEO対策」をしようと必死になるのです。

 

疑問1:すぐにできると思っている

このSEO対策は、たしかに需要が高いのは事実です。自分のサイトが上位表示されれば収益が増えるわけですから当然のことですよね。しかし、みんなも同じように考えています。

そのため、現在はどんなジャンルにおいても、上位表示は難しくなっている印象を受けます。良質なコンテンツを作り続けて、早くても3〜6ヶ月でロングテールキーワードで上位表示できるというイメージです。

※ロングテールキーワードとは、「エステ」のようなビッグキーワードではなく、「エステ 東京 安い おすすめ」のように、複合によるキーワードのことです。

しかし、SEO対策を依頼するクライアントさんのなかには、1ヶ月ですぐに結果が出ると思っている方も少なくありません。「もし、みんなが同じことをしたらどうなるか?」ということを考える必要があります。

 

疑問2:安くできると思っている

現在のSEO対策は、小手先のテクニックが通用しなくなってきているため、純粋に良質なコンテンツ(記事)を作る必要があります。

※小手先のテクニックとは、自サイトがどれだけ被リンクの数を持っているかなどです。

しかし、ここでもクライアントさんで不思議な意見を見かけることが多くあります。

「とにかく安くしたい」

まさにこれです。

気持ちは分からないでもありません。しかし、良質なコンテンツを作るには、良質なコンテンツを書けるライターさんが必要になりますし、そもそもSEO対策の方針を決めるディレクターも必要になります。

彼らも「時間」を使って仕事をするため、相応の報酬が発生します。ここで一方的に「安くしたい」という気持ちをぶつけては、できるものもできなくなってしまうでしょう。

良い例が、昨年末のWelq問題です。ライターを低報酬で大量に使って、強引な小手先のテクニックによるSEO対策をした結果は、誰もが知るところではないでしょうか。

関連:キュレーション問題について、編集部にいる僕が思うこれからのWebライティング

 

SEO対策は時間とお金がかかる

僕が思っているのは、SEO対策は時間とお金がかかるということです。

ただ、上位表示ができれば流入も増え、収益も増えます。

また、単発で打っては消える広告とは違い、自サイトで作ったコンテンツは蓄積されます。

今すぐの効果を期待せず、また上手い話のような近道を探さず、ただただユーザーにとって役立つものはどういうものかを考えることがもっとも大切であると考えています。

 

ユーザーにとっては使いやすくなってきた

ユーザーにとってはGoogle検索エンジンは使いやすくなってきたと思います。

これまでのように恣意的なことができなくなり、良質なコンテンツのみが上位表示されるようになりました。そのため、Webサイト運営者は良質なコンテンツを作ろうと切磋琢磨しています。

結果、全体的なレベルが底上げされてきたように感じます。

ちなみに当サイトはというと、基本的なSEO対策は行っていますが、「どのキーワードが月間何回検索されているか」などは調べていません。

それは、当サイトがゴリゴリのアフィリエイトサイトではなく、あくまで「個人的な記録を付ける」という目的で作られているからです。自分の考えを書ける場所を作りたいと思ってはじめました。

 

今日のまとめ

最近、クライアントさんと打ち合わせをするなかで「安さ」を求める方がいらっしゃいました。しかし、「安さ」を求めれば、必ず別のリスクを負うことになります。そんなことを思ったこともあり、記事を書いてみました。