Webライティングを4つに分類したときの所感まとめ

ひとえに「Webで文章を書いている」といっても、Webライターやブロガーなど属性によってかなり考え方が異なるという印象があります。

それらは一長一短のため、「どれが良くてどれが悪い」と決められません。

ここではあくまで個人的にWebライティングの各属性における特徴をまとめてみました(本当にあくまで個人的な意見なのであしからず)。

アフィリエイター

アフィリエイターはもっとも「文章」を「ビジネス」として捉えています。

Webサイトを使って「商品やサービス」を紹介して成果型報酬をもらうことを目的にしているため、自分で記事を書くだけでなく外注して記事を書いてもらう人も多くいます。

僕自身、アフィリエイターとしての面もあるので実感がありますが、「アフィリエイターは心がないランキング比較サイトしか作れない」というわけではありません。

むしろ、最近アフィリエイトで結果を出している人ほど、人間味のある有意義なコンテンツを作っているような気さえします(僕がという意味ではないです)。

そして、完全成功報酬で執筆スピードや量も自分で決められ(好きなだけたくさん書ける)、収入が青天井というのはけっこう魅力的だったりします。

アフィリエイターの課題:人としての力を上げる

一方、アフィリエイターのデメリットとして、ゴリゴリのアフィリエイトサイトの場合、サイトにファンが付きにくいという点があります。

特に「SNSでの記事の拡散」や「SNSアカウントの運用」は効果が薄いように感じます。これは、「その人」自身ではなく、「その人がまとめている情報」に価値があるからだと考えています。

そのため、アフィリエイターは報酬を上げることはもちろんのこと、今後は「その人」のブランディングが課題になります。

僕が思っているのは「アフィリエイトサイトを運営する人」というブランドで別サイトを運営するというのものです。著名アフィリエイターさんでもいらっしゃいますよね。

Webライター

僕はWebライティングの最終形は「”ホンモノの”Webライター」だと思っています。

文字単価15〜20円はザラと聞くと、憧れる人も多いのではないでしょうか。

(文字単価換算100円超えの売れっ子作家はさらにスゴいけど…)

ここでは「Webライター」としていますが、ちょっと前まで紙媒体をメインにしていた人も少なくありません。以前は「紙>ネット」という風潮がありましたが最近は減ってきました。

もし、本格的な「ライター」として「物書き」を目指すならここを目指すのがオススメです。

Webライターの課題:さらに上を目指す!?

僕自身こっちのライターよりには向かっていないため、課題といっても漠然としてしまうのが正直なところです(というか自分よりだいぶ上の人がいるイメージです)。

完全に独立した法人クライアントからバンバン仕事を取っているというライターさんはさらに上を目指すというのが課題になるのだろうと思います(推測でスミマセン)。

Webライター(クラウドソーシング型)

最近、「Webライターをやっている」「Webライティングをやっている」というときに指すのがこちらの「Webライター(クラウドソーシング型)」です。

クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングプラットフォームで仕事をもらい、1文字1〜2円などの単価でクライアントに納品をします。

落合陽一さんいわく「人間の並列コンピュータ」のクラウドソーシングは(言い得て妙)、仕事には困らない反面、低単価の仕事がめっぽう多いのが特徴です。

実際、感覚もかなり狂ってくるため、Twitterを見ていても「高単価=3円」など、普段どれだけ搾取されているかが伝わってきます(さすがに本人には言えないけど)。

ちなみにクラウドソーシング型のWebライティングは「1円以上にするのが最初のステップ」のため、文字単価0.2円とかザラにあったりするのが恐ろしいところです…。

Webライターの課題:できることの差別化

これらの低単価の原因のひとつに、クライアント(発注者)からクラウドワーカーに入るまでの工程に多くの人が介入していることがあげられます。

代理店や編集部、そこに携わる営業やディレクターなどが関わるほど、クライアントが提示した報酬からどんどん引かれていきます(某募金のように)。

クライアントにとったらどのライターを選んでも変わらないのが現実なのです。

事実、「低単価」を不満にするクラウドワーカーは多いですが、クライアントからするとライター品質とは呼べない「主婦のお小遣い稼ぎ」レベルの記事が多い点は否めません。

ここから抜け出すには「自分でないと書けない」記事を書けるようになる必要があります。

それがオリジナリティがあって個人で取引をするようになると、クラウドソーシングに頼らない「Webライター」として独り立ちすることになりますし、アフィリエイトよりになると「アフィリエイター」に進化します(僕は金融ジャンルから後者に派生しました)。

ブロガー

最後はブロガーです。

ブロガーにもさまざまなタイプがいます。

特定のジャンルに絞ったブロガーは「アフィリエイター目線を持つブロガー」です。特定の市場を意識しているため、おそらく収益も比較的高いと思います。

ガジェットを中心にするブロガーやカメラを中心にするブロガーは「◯◯(特定の分野)の人」という認識があるため、その分野のファンも増えやすいはずです。

一方、自分軸で情報を発信するというブロガーもいます。最近言われるところの「プロブロガー」と呼ばれるような人たちです。

そして、これらの人は往々にして「仕事がイヤ」「会社を辞めたい」「独立したい」と思っている人たちの憧れの的だったりします。

きっと「ブログ一本で生活をしている」というのが、「好きでもない仕事」をしている側からするとたまらなく輝いているように見えるのでしょう(というかこれしかないと思う)。

ブロガーの課題:現実を見据える

ただ、この「ブロガー」がかなりの確率で「意識高い系」と同義語だったりします。

(Twitterを見ていても「う、うん…」とミュートすることも少なくない)

たとえばブログをはじめて1ヶ月くらいは頑張って記事を投稿する→その小さな反応に小喜びする→もう少し続ける→反応が薄い→苦悩してフェードアウトという人が多いようです。

ブログは「好きなこと」を書いても問題はありません。

ただ、「ブログで稼いで(会社員を辞めて)独立したい」という目標を持ってはじめたのなら、その目標を忘れては本末転倒になってしまいます(悪いことではないけれど)。

また「ブログを運営して1〜3ヶ月の記録」という短期間の結果からの考察をしたところでほとんど意味はありません(その短期間でブログが稼げるかどうか語られたって)。

まずは「誰も見ていないノートに向かって書く」のか、「読者を想定して収益を得ることも考えて書く」のか、これを決めるだけでもだいぶ違うはずです。

とにかく継続が大前提

どのジャンルにも共通しているのは「継続すること」が大前提になります。

アフィリエイトサイトなんて記事を流し込んで1〜3ヶ月はほぼ何もない期間が続きます。

それでも次やることを考えて、反応があったら改善してをひたすら繰り返します。ここに不労所得感はきっとないはずです(みんなが遊んでいるときも働く気持ちで臨むほどです)。

ブロガーだって運営開始後わずかしかないサイトのファンになる人なんてそうはいません。長期間、閑散とした期間を経てようやく「この人面白いかも」となるのです。

というのを雑記ブログに書いては説得力のかけらもありませんが…(汗)