オーストラリア渡航時に必要な「ETAS」について、申請方法まで分かりやすく解説します

オーストラリア移民局のWebサイトに行く

オーストラリア渡航時には「ETAS」という「電子渡航許可」が必要になります。

最初「ETAS」という字を見つけると不安になりますよね。

どうやるの?難しいの?お金はどのくらいかかるの?

大丈夫、僕もそうでした。

オーストラリアには年間約2万人が旅行しています。中には「何度も行ったことがある」という人もいるでしょうが、多くはあなたと同じ「初心者」です。

ここでは僕がひとつずつ手探りで行ったETASの手続きの方法をまとめて紹介します

ETASで躓きそうな(心が折れそうな)方の役に立てればと思います。

 

まずは基本「ETAS」とは?

ETAS」とは「Electronic Travel Authority System」の略で「イータス」と読みます。

ETASは「電子渡航許可システム」を指すため、「電子ビザ」に相当します。

ビザ(査証)と聞くと、パスポートにスタンプを押したりするのを思い浮かべる人も多いようですが、「電子」のために、何かものとして記録が残るわけではありません(それがまた不安にさせる要因でもあるのですが/苦笑)。

ETASとビザの違い」について悩んでいる方は、「ETASとビザは同じもの」と考えましょう。

 

「ETAS」と「ETA」は同じもの

「ETAS」の「S」を取って「ETA」と呼ぶこともありますが、これも同じものです(Systemを付けて読むかどうかの違いです)。これは最初戸惑いますよね。オーストラリアでは「ETA」と呼びます。

ここまで読むと分かるように、「ETAS」「ETA」「ビザ」はすべて同じものになります。

 

オーストラリア渡航時に必要なものは3つ

基本が分かったところでまとめましょう。オーストラリア渡航時に必要なものは以下の3つです。

  1. パスポート
  2. ETAS
  3. 航空券

パスポートと航空券はどこの国に行くのにも共通しているので、あとは「ETAS」のみ取得すれば良いのです。

こうしてまとめると課題が分かってきますね。

 

ETASは観光・商用・公用活動ができる

ETASは3ヶ月までの短期の観光・商用・公用活動ができます。

商用公用活動については在日オーストラリア大使館の文章を引用します。

  • 一般的なビジネス・雇用に関する商談
  • 市場調査、契約の交渉・署名・見直し
  • 政府間の公式訪問の一環としての活動
  • 講演料など謝礼の伴わない学会・展示会・セミナー参加

Electronic Travel Authority

おそらくほとんどの人が「観光」や「商用」だと思うので、ただ「ETAS」を取得すれば問題ありません。

 

ETASの有効期限は12ヶ月、1回滞在は3ヶ月まで

ETASの有効期限は「許可日から12ヶ月」です。

また、1回の滞在は3ヶ月までです。

一度、日本に帰国するか、第3国に出国すれば、何度でも最長3ヶ月間滞在できます

もちろんその間にパスポートの期限が切れてしまったらいけません。

  • ETAの有効期限は、ETA許可日から12ヶ月、またはパスポートの有効期限満了日まで(有効期限が1年未満のパスポートで申請した場合)のいずれか短い日まで有効です。
  • 1回の訪問につき、最長3ヶ月まで滞在可能です。
  • 有効期限内であれば、複数回渡航することが可能です。

Electronic Travel Authority

あまりないと思いますが、3ヶ月以上滞在する場合は、オーストラリア国内で6ヶ月までの延長を申請できるようです(当サイトでは解説していません)。

 

ETASの申請は「オーストラリア移民局」がオススメ

ここまででETASがあれば、1年間は3ヶ月まで何度でもオーストラリアに滞在できることが分かりました。

あとはETASを申請して取得するだけです。

みんなもあなたと同じように、最初は分からなかったと思います。もちろん僕もそうでした。なので心配することはありません。あとちょっとだけ手続きを進めれば、オーストラリアの自然はすぐそこです!

ここからはETASを申請します。

ETASにはいくつかの方法がありますが、当サイトでは公式の「オーストラリア移民局(Electronic Travel Authority)」での登録をオススメします。

ちなみにETASの申請方法には以下のものがあります。

  • オーストラリア移民局から申請
  • 民間の「ETAS登録サイト」から申請
  • 旅行代理店から申請

民間のETAS登録代行サイトは、「安い」メリットがあります。価格は500〜1,000円です。

一方、オーストラリア移民局は「システム利用手数料」として$20(AUD)がかかります。ETAS申請自体は無料だけれど、「システムを使うのにお金がかかりますよ」ということです。

旅行代理店からツアーなどで行く人は、旅行代理店に確認してみるのをオススメします。

 

ETASの申請の方法

ここからは、オーストラリア移民局からETASの申請をしてみましょう。

 

0. オーストラリア移民局のWebサイトに行く

オーストラリア移民局のWebサイトに行く

オーストラリア移民局のWebサイトに行きます。

もし、このとき英語で表示されていたら、画面右上の「日本語」をクリックしましょう。

メニューバーの「ETAを申請する」をクリックします。

 

1. ETAの種類及び現在の所在地

ETAの種類及び現在の所在地

ETAの種類(観光か商用を選択)、現在の場所(ほとんどの場合は「日本」)を選択します。

利用規約」にもチェックを入れましょう。

 

2. 個人およびパスポートの情報

個人およびパスポートの情報

パスポートの情報を入力します。

発行官庁には「MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS」(外務省)と入力します。

 

3. 住所及び連絡先

住所及び連絡先

住所電話番号を入力します。

現住所の記入例

英語の住所の書き方が難しいという方も多いと思います。

東京都港区白金台1-1-1 白金マンション101の場合、以下のように記入します。

  • 町名・番地:#101 shirokane-mansion 1-1-1 Shirokanedai
  • 市区町村:Minato
  • 州/省/都道府県:Tokyo
  • 郵便番号:1011111
  • 国:日本

電話の記入例

電話番号は携帯を入力するのが良いでしょう。

国番号は「81」を入力します。

番号の最初の1ケタ目を省略します。

080-1234-5678の場合、以下のように記入します。

  • 国番号:81
  • 番号:8012345678

 

4. 入力した内容の確認

入力した内容の確認

内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れます。

 

5. 支払い

支払い

クレジットカード情報を入力します。

CCV/CVV/CSC番号とは、クレジットカード裏面に記載されている3〜4ケタの番号です

 

6. レシート

支払いが承認されると、「ETA参照番号」が発行されます。

領収書は登録メールアドレスに送信されます

 

7. 確認

ETASが発給されます。

以上でETASの申請が完了しました。

 

ETASが発給されるまでの時間

ETASが発給されるまでの時間は明記されていません。

通常は即日〜数日内に行われるようです。

参考までに、僕の場合は即日(24時間以内)発給されました。

ETAを確認する

トップページの「ETAを確認する」をクリックし、必要情報を入力すると、現在の状況を確認できます。

ただ、ETAが発給されてもすぐにはシステムに反映されません。24時間後くらいに確認して、「現在有効なETAをお持ちです」と表示されていれば大丈夫です。

 

今日のまとめ

ETASの申請方法を解説しました。僕自身、オーストラリア渡航で最初に躓いたのがETASの申請でした。ということもあり、同じように悩む方のためになれば嬉しいです。ETASが発給されたら、オーストラリアの雄大な自然を楽しんできてください!