クラウドソーシングサービスを使って「アンケート」や「体験談」を発注する

クラウドソーシングは独立したての人が仕事を得るのにちょうど良いサービスですが、発注する側としてもすぐに仕事が集める便利なサービスだったりします。

たとえば僕は、Webサイトを作るとき「そのサービスを使ったことがある人の声」(体験談)を集めるためにクラウドソーシングを活用します。

もちろんクラウドソーシングを使っている(仕事をしている)人は玉石混交です。なかにはどんな手を使ってでも「お金を稼ごう」という人もいるでしょう(長期的に消えると思うけど)。

ただ、やはりいろいろな体験談を集める上でクラウドソーシングは便利です(これらの声を集める度に人の伝手を辿ってはあまりに工数がかかりますからね)。

クラウドソーシングを使っている人を考える

発注するときは、現在クラウドソーシングを使っている人の属性を考慮する必要があります。

たとえば、クラウドワークスの登録人数は100万人です(2016年のプレスリリースを参照しているので、現在はもう少し多いと思います)。

「スゴいな」という感想もありますが、同時にそれでも日本人口の1%も集まっていないことになります。ということは、それだけ属性も偏っていることになります。

男性の場合はこんな人が多いのではないでしょうか。「独立してフリーランスになりたい」「副業が好き」「儲け話が好き」という比較的ガツガツした人のイメージがあります。

一方、女性では「旦那さんの収入だけでは不安だからお小遣い稼ぎにはじめた」という奥様系ワーカーが多いような感じがします(実際にこれまで会った人を含めて差異はないと思います)。

どちらにしても、比較的インターネットサービスには強い(新しめのサービスでも積極的に取り入れる)傾向があります。

属性に合わせた発注が必要になる

そして、実際の発注にはこれらの属性に合わせる必要があります。

たとえば「60歳で会社を辞めたあとの副業」などのアンケートを集めたとしても、集まるものはほぼステマでしょう。クラウドソーシングに登録している人にこのような人が少ないからです。

また、「会社を経営してみた感想」なども不向きだと思います。彼らの多くは「法人格」の所有はともかく、組織を束ねるということについては、それほど経験がないと思います。

属性に合わせたものだと「若者」や「主婦」と相性の良いジャンルがあげられます。僕はこれらの場合にクラウドソーシングを活用しています。

単価は1円以上にする

量が多くなりがちなアンケートや体験談は、できれば費用を抑えたいところです。

しかし、同時に画面の向こう側には「労働してくれる人」がいるのも事実です。僕はこれこそ忘れてはいけないと思っています。

そこで、僕は単価はアンケートや体験談の場合は1円以上になるように募集しています。これは体験談等の場合で、記事執筆の場合は3〜10円を目処にしています。

激安単価でも仕事を請け負う人は多い

Twitterなどを見ていると、2円くらいでも「よっしゃ!」という声が聞こえるほど、日頃安い単価で記事を書いている人が多いことに驚かされます。

安い単価で仕事をすることができても、それは消費にしかならず(腕を上げるという意味では投資かもしれませんが)、毎月ゼロに戻ってそれを死ぬまで繰り返す必要があります。

そのため、個人的にはその輪から抜け出すことが必要だと思っています。よく言われるところの「クラウドソーシングの闇」というものですね…。

闇の単価で仕事をしないというのは相場をねじ曲げることになりますが(いずれ適正単価に是正される)、自分がやらない(それ以上のスキルを身につける)ということは可能です。

ノイズが入るのは避けられない…

さて、比較的良い条件を提示してもノイズが入るのは避けられません。

本人が男性なのに「女性」として書かれたり、計算すると年齢が合わなかったり(その人が◯歳の頃は「そのサービスはないはず」など)することもしばしばあります。

僕は問答無用でそれらの回答をした人は「承認しない」を選択して、ブロックさせていただいています(こういうフィルタリングをすることも必要ですね)。

ただ、変な回答があっても、きちんとした単価を提示していれば、すぐにちゃんとした回答が集まります。「人が集まらない」というのは単価が適正ではない証拠なのだと思います。

ということで、Webサイトを作る上で必要な自分以外の体験談などの「お客様の声」を作る上で便利なクラウドソーシングを活用してみましょう。

自分でステマっぽく作ることも不可能ではありませんが、ステマに頭をひねらすくらいなら、きちんと意見を集めた方が気持ちが良いものです(自己満足)。