『シックスサマナ 第1号 海外移住促進月間』記念すべき第1号

シックスサマナ 第1号 海外移住促進月間

最近、よく読んでいる書籍は『シックスサマナ』です。

「書籍」と呼ぶべきなのか、「雑誌」と呼ぶべきなのか。元を辿れば「メールマガジン」と呼ぶのが良い気もするけど、この際「フォーマット」なんてどうでも良い。

ホリエモンこと堀江貴文さんだってこう言っています。

本の本質はテキストだと考えれば、メルマガも広い意味では本に属する。四角い紙が束ねられて、そこに文字が印刷されているものだけが本というわけではない。

『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』より引用

『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』「他人のプロデュース」って面白そう!

2017.08.19

ということで、今回からしばらくの間『シックスサマナ』の感想を含めた記事を書いていきたいと思います。

『シックスサマナ(SIXSAMANA)』とは

Amazonでも人気の『シックスサマナ』は、クーロン黒沢さん(「ノンフィクション作家」というのが良いでしょうか)が編集長を務める雑誌(?)です。

クーロン黒沢さんの『シックスサマナ』が東洋経済オンラインに載る時代

2017.08.16

もうまっぴらだ! 我慢の限界だ!

息が詰まる、ストレスたまる。
チェーンソーを振り回し、新橋駅で暴れまくるスーツの通り魔が
明日現れてもおかしくない、閉塞しきった日本社会。

早く楽になればいいのに……。
残された長いようで短い人生、自分らしく、幸せに生きる権利は誰にでもある。方法もある。
しなければならないのは決断だけ。

でも。そんな……?

煮え切らないあなたの背中をそっとやさしく押す、とっておきの一冊。
人間だって所詮は畜生。そんなにがんばらなくったっていいのです。

一発逆転を目論むはぐれサラリーマンから、日本に希望を失いかけたアラサー女子まで──。
読者を選ばない人生再インストールマガジン「シックスサマナ」

(中略)

日本を飛び出し、人生再インストールを目論む皆さんに
是非ご一読いただきたい、とっておきの情報が盛りだくさん。
もっと楽して生きようぜ!

内容はとにかくゲス(笑)。

窮屈に生きるのが良いのか、自由にゲスに生きるのか。

なぜこの二択なのかは置いておき、後者を選ぶ人にはオススメできる一冊です。

シックスサマナ公式サイト

「わいせつ表現の含まれるメルマガ」の審査の難しさ

「シックスサマナ発刊のごあいさつ」にもあるように、発行までは紆余曲折がありました。

冒頭からこんな話しで申し訳ないが、メルマガでも出すか。でも、生活も楽じゃないので有料メルマガを……と思ったのはつい先月。なぜ今更?という話は置いといて、思い立ったが吉日である。

僕も「成人向けサイト」を運営しているので痛いほど分かるのですが、とにかく「場所」を選びます。

『シックスサマナ』も違うことなく、メルマガ王手の「まぐまぐ」は審査に通らなかったそうです(そもそも手数料が高いから願い下げのようですが/笑)。

その他、いくつかのプラットフォームもダメということで辿り着いた先が「Amazon Kindleストア」。

そんな事情でご覧の体裁になってしまったわけだが、いいのか悪いのか、結果は来年あたり判明するだろう。

と書いていて、今は「絶好調」の『シックスサマナ』です。

『シックスサマナ』の構成

『シックスサマナ』は、クーロン黒沢さんを中心にその周りの方々によるコラムで構成されたテキストベースの雑誌です。味付け(というにはもったいない)に写真もたっぷり掲載されています。

僕が好きなのは、やっぱりクーロン黒沢さんが執筆されたコラムです。

現時点の最新号「29号」まで読んだ方が分かると思いますが、現在の『シックスサマナ』は多くの人が寄稿するようになりました。

「1号」ではまだまだクーロン黒沢さん独走の色が強くあります。

  • 冥府魔道日記:クーロン黒沢さんの日記
  • トラベルゾンビ伝説 アジア超人国宝:DJ北林さんの話
  • 特集【海外移住促進月間!】:1号の特集
  • アセアン起業:起業について書いたコラム
  • マイコン少年さわやか太閤記:1990年代のクーロン黒沢さんの話
  • ハイジアの鷹:ハイジアの鷹さんの話

全体の約半分をクーロン黒沢さんが執筆するという驚異的なライティングを見せています。

冥府魔道日記(6月14〜7月4日)

僕がクーロン黒沢さんにハマってからというもの、楽しみのひとつがこの「冥府魔道日記」です。

時差はあるものの、クーロン黒沢さんがそのときどうしていたかを知ることができるものとして、特に楽しみにしています。

トラベルゾンビ伝説 アジア超人国宝:DJ北林さん登場!

東南アジアの吹き溜まりで朽ち果てるエロ親父たち。

昼過ぎ頃、人生の墓場から這い出し、うめき声を上げつつ「たまり場」に集合、一杯のアイスコーヒーを肴に5時間も6時間もエロ話――。

過労死寸前な日本の仲間と、ストレスフリーでコーマン話に花を咲かせる南国のゾンビたち。

果たしてどちらが「勝ち組」なのか……。

この文章に「えっ…」と引いてしまう人は『シックスサマナ』はオススメできません。

しかし、「よし、人生再インストールしよう!」と思える人はドハマリします。この極端さが本誌の魅力といっても過言ではありません。中途半端にターゲットを絞るのではなく、とことんニッチなところを攻めているのがとても気持ちよく感じます。

1号ではDJ北林(スーパー買春トラベラー/51歳)さんと日本から来た青年とのエピソードが語られます。

特集【海外移住促進月間!】:海外移住のメリット・デメリット

記念すべき「1号」の特集は「海外移住促進月間」。

海外移住のメリット、そしてデメリットがあげられます。

メリットはやっぱり「年中暖かい」「何でも安い」あたりですよね。

一方のデメリットには「正常不安定」「インフラ不安」などがあげられます。

「治安」もよく言われますが、実際に行ってみるとそんなに悪くはありません。僕はそんなに変わったところに行かないだけかもしれませんが…。

私のようにカンボジアくんだりに長くいると、社会人経験もないまま「アジアで起業」とか言って移住して、がんばっている若者を大勢目にする。

(中略)

成功する人もごくまれにいるが、大半はギラギラした自信家のクズばかり。

言わんとすることがスゴく分かります(笑)。

アセアン起業:いろいろ難しそう…

アジアでの起業の「実態」をクーロン黒沢さんが書きます。

「フリーWi-Fi」を入れたら最後、食い物にされてしまう飲食店など、アジアで起業を考えている人だけじゃなく、読み物としても面白いコラムです。

マイコン少年さわやか太閤記:あの日のクーロン黒沢さん

「パソコン少年」から「パソコン青年」に成長したクーロン黒沢さんの記録。

前述の「東洋経済オンライン」の記事にもあった「マジコン販売」とかやっていた過去が明かされます(笑)。

ハイジアの鷹:やっぱりミスターPBX!?

「ミスターPBX」と同一人物と思われる「ハイジアの鷹」さん。

新宿歌舞伎町の「ハイジア」と言えば知る人ぞ知る立ちんぼ地帯です。そこを徘徊するハイジアの鷹さんと女性たちとのやりとりが生々しく綴られます(LINE画像もあり)。

クーロン黒沢さんがテキトーにあしらっているのも面白いです(笑)。

今日のまとめ

ということで『シックスサマナ 第1号 海外移住促進月間』を紹介しました。

クーロン黒沢さんを見ていると、改めて「もっと自由に生きよう」と思います。ここまで突き抜けた雑誌ってないですよね。これからも楽しみにしています。