『スマ倫な彼女たち』遊びたかったら結婚しなければいいのに…。

スマ倫な彼女たち

「特定のパートナーがいるけれど、たまには違う人とも楽しみたい」

世間ではNGになっているけれど、このように思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

むしろ「ダメ」だからこそ、手を出したくなるのかもしれません。

そんな欲望をそのまま作品にした『スマ倫な彼女たち』。

Amazonのレビューを見ると意外にも低評価だったのですが、僕は「面白い」と思いました。

芸能人の不倫などが話題になるとテレビを見ていなくても情報があふれることから、それくらい「不倫」はNGという「倫理観」があるのかもしれません。

自分はガマンしているのにアイツはズルい!」という気持ちが根底にあるからこそ、炎上しやすいというジャンルなのでしょう。キングコング西野さんもよく発言されていますね(笑)。

参照:他人の不倫に口を挟む糞ブスどもへ

ということで『スマ倫な彼女たち』のネタバレを含む感想を書いていきたいと思います。

沖田龍児さんについて

『スマ倫な彼女たち』の著者は沖田龍児さん(@pearl_okita225)です。

恥ずかしながら、僕は本作で初めて知りました。

Twitterにも書かれているように、本作はいろいろなところで読めるようになっています。

ちなみにAmazon Kindle Unlimitedだと7巻まで無料で読めます(執筆時の最新刊は9巻)。

『スマ倫な彼女たち』

ということで『スマ倫な彼女たち』です。

貴方を地獄に突き落とすのはこの私――。妻子持ちの平凡な夫の倫は、2人の女性と「不倫」を楽しんでいた。
そこに初恋の女性も現れ…欲望を抑えきれなくなり…!?4人の女に翻弄される倫、心拍数上昇のラブサスペンス開幕!!

本作の主人公は、何人もの女性と”つい”不倫をしてしまう長谷川倫(はせがわ・さとる)。

「不倫できる」くらいモテるのがスゴいところですよね。

そんな彼がの心の動き(といってもいつ誰と過ごせば良いのか悩むこと)が描かれます。

Eden1: 不倫な男

舞台は1年前のクリスマスイブ。

家で待つ妻と娘に「なるべく早く帰る」と話しながらも、今自分が一緒にいるのは、キャバクラで知り合った若林さくらちゃん(20)です(プレイ済のためラブラブな雰囲気)。

会社では女上司の君原絵梨(32)さんに「明日は私を存分に楽しませるのよ」と責められてしまいます。

やっとの思いで会社(不動産屋)を出ようとしたところで…。

 

1話の時点で妻、キャバ嬢、上司と3人の女性が出演します(笑)

羨ましい限りですよね…。

そして、最後に出てきたのは…。

Eden2: イブの誘惑

会社を出ようとしたときにお店に入ってきたのは、高3のとき片思いしていた新庄美奈。

「今から内見をしたい」という新庄に対して「早く帰りたい」気持ちと「家族が待っている」気持ちが交錯します。

もちろん内見を選びます(笑)。

高3の頃の憧れの女子、というだけでなく、彼にとったら「今でも忘れられない幻」存在だからです。

「長谷川さん、ご結婚は?」と聞かれて「ま…まだ!!」と答えてしまうあたり―。

Eden3: 闇夜の再会

内見に来たふたり。

物件には電気が通ってなく、暗い部屋のなか、高校時代の思い出を語りながら過ごします。

そんなとき、新庄美奈の口から誘いの言葉が―。

「今夜のイブは二人で温まろっか?」

心が揺れます。

Eden4: 天国から地獄

いい雰囲気になったところで、「ガチャッ」と管理人さんが部屋に入ってきてしまいました。

結局ふたりは帰ることに―。

キャバ嬢の若林さくらからの電話で、妻へのクリスマスプレゼントをキャバ嬢に渡してしまったことに気づき、キャバ嬢からのクリスマスプレゼントを車のトランクに忘れてしまったことに気づいた長谷川倫。

プレゼントを取り戻すのが先か、妻にバレるのが先か…!?

だんだんと話がややこしくなってきました(汗)

僕は、なぜ「車のトランクにプレゼントが入っているとマズいのか」分かりませんでしたが、新庄美奈と一緒にいるときに「車のトランクに入っている娘のプレゼントを渡す」よう奥さんにお願いしているんですね。

すっかり見落としていました。

Eden5: 偽りの接吻

間一髪、妻に浮気がバレることはなかった長谷川倫。

(プレゼントがお菓子だったためバレなかった)

同封されていた手紙に気づかれる前にキスで押し倒して回避するという「偽りの接吻」を見せます。

ムチャクチャですね(笑)。

しかし、最後は上司の君原絵梨から電話がかかってきてしまうという展開になります。

Eden6: 究極の選択

君原絵梨からの電話で「絵梨愛してる」と大声で叫ぶか、不倫の代償として暴露されるかを選ばされる長谷川倫。

「絵梨愛してる!」

大声で叫んだのを近くで聞いていたのは、同級生の新庄美奈でした。

明日、君原絵梨に会うか、新庄美奈と会うか、究極の選択を迫られます。

女上司がなかなかの鬼畜です(笑)。

大学時代からお付き合いしてそのまま結婚した奥様以外

女性を知らなかったんだし無理もないけど

私が刺激的なコト色々教えてあげたでしょ?

こんな女性いるのでしょうか(エロマンガみたいですね)。

Eden7: 愚者の生誕祭

クリスマスは家族で出かけています。

しかし、トリプルブッキングをしていることを忘れることはできません。

  • 女上司:明日(今日)は私と一緒にいないと許さない
  • 同級生:明日(今日)会えないかな?
  • キャバ嬢:今日会えない……かな??

なんとかスケジュールを組み立てようと必死です。

家族と出かけながらも映画を見ている途中抜けだして、女上司の君原絵梨に会うという始末。

そこに妻から電話がかかってきて…。

同時にデートを強行する主人公の様子を見ることができます(笑)。

こういうの夢では見たことありますが…。

今日のまとめ

単行本の最後に書かれていますが、本作は最初「ラブファンタジー」だったものを、編集者によって「不倫もの」に変更された経緯があるそうです。結果、話題になっているので、僕は成功していると思います。

冒頭にも書きましたが、どうしてこの設定に非難が集まるのでしょうか。

あと主人公を見ていて思いましたが、こんなに遊びたかったら結婚しなければいいのに…(ボソッ)