クラウドワークスの「タスク発注」の落とし穴にハマった

僕はWebサイトを作るとき、「利用者の声」や「感想」といったコンテンツを増やすためにクラウドソーシングを使って「体験談」を募集しています。

しかし、なかには(というかけっこうな量)実際に使ったことがなくても平気で使った体で書いてくるライター(?)のような人たちがいます。

今回、クラウドワークスのタスク発注の仕様にハマったことについて書いていきます。

クラウドソーシングサービスを使って「アンケート」や「体験談」を発注する

タスクに集まる低品質な投稿

タスクを発注をしたことがある方は分かると思いますが、タスクに集まる投稿はお世辞にも品質が高いとはいえないものが多くあります。

これは「ライターの卵」であるとか「とりあえずお小遣いを稼ぎたい」という層が投稿してくるというのが原因のひとつなのかもしれません。

僕の場合、自分でいうのもなんですが、タスクでも1円以上の報酬は出すようにしているので(0.2円単価もザラの世界です)、できればきちんとしたものが集まってほしいと思っています。

「1円、安い!」という人のために一応書いておくと、通常の記事発注は、1記事「1万円」とか文字単価に換算すると3〜10円くらいになるようにしています。

ともあれ、クラウドワークスのタスクを募集するとそこに集まるのは、体験したことのない人のテキトーな投稿、投稿、投稿…。

募集する時点でも書いていますが、「内容の薄いもの」「日本語として機能していないもの」はすべて「非承認」としてブロックしております。

タスクの「非承認」ができなくなった

しかし、先日突然「タスクの非承認」ができなくなるということが起きました。

投稿された内容は「明らかに事実と異なる内容」(僕は当該サービスについて把握しているため、やったことのない人の投稿はすぐ分かる)、重複している投稿(おそらくこちらも同様)のため、「承認」するわけにはいきません。

タスクの報酬を考えると、ここに時間をかけることではありませんが、クラウドソーシングの闇に立ち向かうという意味も込めて、行動することに決めました。

タスクは3件、または募集件数の30%以上は非承認できない

クラウドワークスに問い合わせをすると、翌日営業時間ギリギリに返答が来ました。

それを見ると、タスクは3件、または募集件数の30%以上は非承認できないそうです。

また、「基本的にはすべて承認していただくもの」と書かれていました。

「えっ!?」と返答に困りますが、「全承認する前提なら、品質もそれなりのものを用意してもらいたい」という発注者の気持ちがないがしろにされている感があります。

そして、もうひとつ言いたいのがこれです。

大変恐れ入りますが、上記制限以上の作業を非承認としていただくことができかねる仕様となっております。

「こういう仕様になっている」ではなく、目の前で問題が起こっているのだから、「それを解決する方法を提案してほしい」ということです。

クラウドワークスだけに限らず企業でよくありますが、「できかねる」といった堅苦しい言葉を使っていますが、内容が伴っていなかったりします。

(もっというと、神様が決めたわけではないので、仕様を変えることはできる…)

フィルタはほとんど意味をなさない

僕が「品質が低いものが多い」ことを指摘すると、「1人あたりの作業件数」を制限し、「承認率95%以上の人だけが作業できる」ようにすればよいことを伝えられました。

しかし、僕はすでにそれらの制限をしています。

つまり、制限をしてタスクを募集しても品質が低いということになります。

タスク作業者に修正依頼をする

結局、クラウドワークスからは作業者に修正依頼をするよう提案されました。

たしかに修正依頼というのはライティングではよくあることです。

しかし、実際に体験をしていない人に修正依頼をしたところで、修正しようがありません。相手は体験をしていない以上、書きようがないのですから…。

とりあえず、仕方ないので2名には修正依頼を出しました。

  • このままでは承認できない(ただシステム上では非承認にできない)
  • 修正をお願いしたい
  • 修正不可能なら連絡がほしい

すると、2名とも「修正できない」と返答がありました(そりゃそうですよね…)。

クラウドワークスに連絡して削除してもらう

そして、「2名とも修正不可能です」とクラウドワークスに連絡をしました。

結果、2名の投稿を削除してもらえることになりました。

数年前に受注側(ライターではなくディレクターです)として、「クラウドワークスとの直接契約はやめておこう」と思ったのですが、今回で発注側も控えようと思います。

別のプラットフォーム(必然的にランサーズ?)を使うなり、人づてで地道に体験談を募集するのが良さそうです。

今日のまとめ

今回の反省として、クラウドソーシングで一定以上の品質を求めるのは難しいということがあげられます。今後は自分で能動的に体験談を探すということが求められると痛感しました。

これについては、オフラインでは人と会う、オンラインでは専用のSNSアカウントを作って育てて(最初は信頼性がないので)集めるという方法をはじめています。