先日、フリーランスになりたいという人から「Webサイトを作ったら仕事が来ますか?」という質問をされました。
僕は「来ないと思います」と答えました。
けれど、それでも自分のWebサイトを持っておいた方がよいというのが、僕の意見です。
誰もあなたに興味はない
語弊を恐れずに書くと、誰もあなたに興味はありません。
僕は常にこれを意識しています。
たとえば、最近でこそよく言われるようになりましたが、芸能人の投稿を真似して「今日のランチ」をSNSに投稿しても、誰も一般人の「今日のランチ」を見たい人はいないのです。
「いいね!」が押してあっても、それは限りなく義理に近いのでしょう。
興味があるのはその人が持っている情報
そして、興味があるのは「その人」ではなく、「その人が持っている情報(技術)」です。
情報とは何を知っているかということもありますし、何ができるかという技術も含まれます。
この需要を意識するだけで、インターネットを使った仕事は楽になるはずです。
僕自身、趣味や特技ごとにWebサイトを作っており、そこで収益化をしています。
唯一例外なのが「このサイト」です。本サイトは雑記のため、あなたが興味ない私自身のノンジャンルの記事が書かれています。そのためもっとも収益化から遠い、ほぼボランティア状態になっています(笑)
常に用意しておくことの大切さ
「Webサイトを作ってすぐに仕事が来るほど、世の中は甘くない」と書きました。
しかし、それでも自分ができること、自分が好きなことについてのWebサイトを持っておくのは推奨します。
いざ、何かのきっかけで必要になったとき、Webサイトもまたいきなり作れるものではないからです。
長期間運営されているサイトというのは、それだけで一定数の信用を得ることができます(なかには投稿日時をイジる人もいるかもしれませんが)。
みんなが思っているよりもずっと、長期間ひとつのことをするというのは、難しいことです。だからこそ「継続すること」にも価値が生まれます。
日頃からWebサイトを育てておくと、ひょんなことから仕事につながるものです。
僕もいくつかのWebサイトを運営するなかで、とあるポータルサイトの寄稿や編集を依頼されたり、月極広告の依頼をいただいたことがあります。こういうのは一朝一夕にはできないことでしょう。
まずは価値を提供すること
すぐに結果に結びつけようとすると、失敗してしまうものです。
まずは相手に「自分はこんなことができる」と、先行して価値を提供することを心がけましょう。惜しむことなく、自分はこんなことを知っている(見せびらかすわけじゃないです)とコンテンツを作っていくと、周りにファンが生まれます。
そして、その中から新しい出会いが生まれるのです。
そうそ、本サイトもそんなきっかけになればと思って書いています。