2018年3月、Uberが東南アジア撤退を発表したため、今後、東南アジアではシンガポール発の配車アプリ、Grabを使う必要があります。
これまで配車アプリを使っていない方はもちろん、Uberを使っていてGrabを使ったことないという方は不安ですよね。僕もそうでした。
しかし、Grabは操作に迷うことなく使えます(Uberを使ったことある方ならまず問題ない)。
ということで、ここではマニラ(フィリピン)でGrabを使ってみたレポートを書いてみます。
目次
Grabをダウンロードする

Grabの公式サイトからアプリをダウンロードします。リンク先にあるAppStore(iOS)やGooglePlay(Android)からダウンロードできます。
iPadなどのタブレットで使う人は(僕がそうです)、初回に電話番号によるSMS認証が必要のため、手元にスマホを用意しておきましょう。
クレジットカードの登録

SMS認証が終わったら、支払い方法(クレジットカード登録)をします。このとき、日本からだと「サーバエラー」になってしまうので(僕の場合だけかもしれませんが?)、現地で行いましょう。
つまり、アプリの用意だけしておいて、クレジットカード登録だけ現地でやることになります。
画像のように「カード番号」「有効期限」「セキュリティ番号」を入力します。
これであとはアプリやGoogleマップから利用できます。
Googleマップから利用する

Googleマップの方が使い勝手が良いので、僕はいつもGoogleマップから配車アプリを使っています。
(①)「乗る場所(現在地)」から「降車場所」を選ぶと配車アプリの広告が表示されます。
(②)希望する車のタイプを選びましょう。通常はGrabCarを選びます。
- GrabTaxi:現地のタクシーを呼ぶときはこれを選びます
- GrabCar:「Grab」は通常これを選びます。
- GrabShare:相乗りするときはこれを選びます。
- GrabCar(Premium):4or6シートの車を希望するときはこれを選びます。
(③)「アプリを開く」をタップすると「Grab」が起動します。
ちなみに、以前はここの広告で開かれるアプリはUberでした。今、Uberのアプリから見ても、フィリピンはまったくUberドライバーが走っていません。
一応、フィリピンとシンガポールだけは独占禁止法の関係でUberも使えるようなのですが、肝心の供給側(ドライバー側)がほとんど機能していないようです。
ドライバーのマッチング

「Finding you a nearby driver…」近くにいるドライバーを探しています。
混雑しているときなどは失敗します(再挑戦しましょう)。
僕は10回以上失敗してもダメだったときは諦めました(たまにあるようです)。
ドライバーが見つかる

ドライバーの顔写真(この人は設定してない)、評価、ナンバー、車種(色)が表示されます。
現代(ヒュンダイ)の車ですね。
この画面からしばらくすると(15秒くらい)、元の地図の画面に戻ります。画面をタップしても動かないので焦りますが、そのままにしていて問題ありません。
車が到着するのを待つ

あと何分でドライバーが到着するかが表示されます(画像だとあと4分です)。
電話やメッセージもできます。けっこうメッセージが来ることが多いので、英語で返してみましょう(単純なメッセージで問題ありません)。
僕も車が見つからないとき「I can’t find your car…」とか送っていました(笑)。
車に乗ったら、降車ポイントまで乗せていってくれます。たまにドライバーによっては「どこに行くの?」等を聞いてくることがありますが、「お願いだから地図を見てくれ…」と思います(相手のアプリ上に表示されているはずですからね/笑)。
マニラでGrabを乗ったときの料金相場

最後に実際にマニラでGrabに乗ったときの料金相場の参考になればと思い、利用後にメールで送られてくるレシートを貼っておきます。どれも大体10〜30分くらいの乗車時間です。
1P(ペソ)=2円くらいで換算すると良いでしょう。





5回乗車して818ペソ(約1,636円)ほどです。
そう考えると、フィリピンの相場(というよりGrabのオトクさ)が分かると思います。土地勘がない旅行者が現地タクシーとかを使うのって相当危ないですからね(ボッタクられる)。
今後、フィリピンなど東南アジアを利用する上で欠かせないGrab。タクシーでぼったくりに遭う心配もないので、積極的に使ってみてください。